ナチュびと杢家  トップ  私たちについて  パイン家具 ご注文方法  メール

top>仕上げについて

無垢の木とは
安全性とデザイン
仕上げについて
パーツ選び
カラーサンプル
メンテナンス
 無塗装について
無塗装は無垢の木そのままの状態です。
仕上げは、3回のサンディングですべすべな手触りにしていますが、塗膜で保護をしていないので汚れや傷には最も弱くなっています。

 オイルフィニッシュ(自然塗料)について
無垢の木の温もりや手触りの良さをそのまま生かせるのが、オイルフィニッシュです。

オイルフィニッシュとは、オイルを木に染み込ませることにより汚れや傷を防ぐ方法で、次のような特徴があります。

  木の温もりをそのまま味わえる
  使い込むほどに味わいと風格が増す
  湿調作用があり、結露を起きにくくする
  水や熱に弱く傷つきやすいが、補修が容易

これらの特徴の対極に、ウレタン塗装があります。透明なプラスチックでコーティングしているような感じなので、傷つきにくくお手入れも楽ですが、ナチュびと杢家としては、理念と異なりますのでご要望がありましてもお応えすることができません。

オイルフィニッシュはデリケートで気配りが必要ですが、大切に扱うことで愛着が沸き、末永くお使いいただけることで環境にも配慮できると考えています。


 オイルフィニッシュの手順
オイルフィニッシュ 小瓶に入っている蜂蜜みたいなものが、アウロのクリア塗料。オレンジの良い香りです。
オイルフィニッシュ 1日目
サンディングを終え、すべすべな状態にしてから塗装します。布や刷毛でやさしく刷り込んでいきます。
オイルフィニッシュ 左は未塗装、右が塗装済み。塗料が表面に染み込み硬化します。
全体を塗装したら、少し乾いてから余分な塗料を拭き取り、24時間乾燥させます。
オイルフィニッシュ 2日目
塗装して少しザラザラになっているので、再度サンディングします。
2度の塗装をすることで、さらに傷や汚れに強くなります。
また24時間乾燥させます。
オイルフィニッシュ 3日目
3度めのサンディングをしてようやく塗装が終わります。
左が塗装済み。右が未塗装。
オイルフィニッシュ 蜜蝋ワックス仕上げにすると、すべすべでさらに手触りの良い仕上がりになります。
 蜜蝋ワックスについて
未晒し蜜ロウワックス蜜蝋ワックスは、国産の「未晒し蜜ロウワックス」を使用しています。

最終仕上げに蜜蝋ワックスを塗ることで、しっとりとした艶が出て高級感が増し、撥水性の向上と滑らかな手触りになります。

原料は無漂白の「蜜ロウ」と、無農薬栽培から作られた「荏ごま油」の2つだけです。製造元は利益の一部を日本の山林維持・再生等に寄付していますので、間接的に協力することができます。

エイジング加工(アンティーク加工)について
パイン家具は長い年月をかけて飴色になり、傷が増えることで味わいを持つアンティーク家具へと変わっていきます。
その成長過程を楽しむのもひとつですが、そんな何十年も待てないという方のために。。。

わざと傷や虫食いのような穴を開けたり、家具に浮造り(うづくり)という技法で年輪を浮き上がらせ、使い込まれたアンティーク家具のような風合いを再現します。

  

加工料金は本体価格の10%~30%で、家具により異なります。
特定商取引法に基づく表示        リンク     サイトマップ

©2010 Natubito Mokuya